タクシー業界転職のデメリット

お疲れ様です。毎日タクシーウェブ担当でございます。

今回はタクシーを生業にした場合のデメリットについて、ですね。もちろん、どんな仕事にもメリット、デメリットがあります。それはコインの表裏のようなものなので、私個人としてはあまり気にする必要はないのかなと思っていますが、そういうわけにはいかないとお考えの方もあるかと思いますのでいくつか紹介してみましょう。

・ローン等が通りづらくなる?
これはよく聞かれますが必ずしもそう、とは言えませんのでご安心ください。タクシードライバーであるというだけで不当な扱いを受けることは現在まずありません。弊社従業員も一般的な車のローンや住宅ローン等問題なくパスしております。ただ、日頃の営業収入に大きな波があるような方ですと賃金も必然、そうなって参りますから安定性、継続性をしっかりと意識して仕事を積み上げていただいた方が良いかな、と思います。また、タクシーはA会社→B会社→C会社と渡り歩く方が他業界よりも多く見られます。入社祝い金という制度もありますし、どこの会社も2種免許をすでに所持している即戦力は積極採用傾向にありますので移動が容易という土壌があるためと思われます。当然ながら履歴書の行数が増えていくこととなり、これは明白にローン審査等では悪材料です。安易な転職は業界内移動であっても控えた方が良いでしょう。

・事故等で大きな債務を負うことになる?
昔はそういう会社もあったのかと思いますが、現在はおそらくほとんどないのではないかと思います。つまり事故で生じた損害額を部分的に惹起乗務員さん本人に求償請求することができるのかどうか、という論点なのですが、それでは恐ろしくて乗務員なんてできません。少なくとも弊社では交通事故損害が生じた場合でも乗務員さんへの求償等は行いませんのでご安心ください。

・身の危険が及ぶようなこと、ハラスメント等はあるの?
最近ではカスタマーハラスメント、のような話題がニュース等に上がることもありご不安をお持ちの方もおられるかと思います。全くないとは申しませんが、車内防犯カメラや啓発ステッカー等で抑止に努めております。また、現在は標準運送約款も改訂され、そのような不届者は運送の引き受けを拒絶することも可能となっております。(どこで線引きするのか、等非常に難しくはあるのですが)

・給料の上下
営業収入によって賃金が変動するため、生活設計が少し他の業種よりも難しいところはあるかもしれません。また、大きな景気悪化等が生じた場合に極端に賃金が下がってしまうようなことも、残念ながら全くないとは言えません。景気悪化の際に対応できるようにするためにはタクシー乗務の中でなかなか仕事が作れないような、いわゆる暇な時の立ち回り方等、日頃から意識していただくとよろしいかもしれませんね。コロナの際も、そういった立ち回り術を身につけている方についてはどうにか乗り切れていたと思います。(当然ながら雇用調整助成金等、国や自治体等の補助制度はフル活用しますし、乗務員さんにもご案内いたします)賃金の上下動はある程度、タクシー業界はやむをえない部分があります。デメリットではありますが、逆に申し上げればご自身の立ち回り向上によって他産業よりもしっかりと給料に反映されます。もちろん、守っていただきたいルールなどはありますが、特に若年層の方にとっては他産業+200万円程度の年収獲得はそれほど血眼にならなくとも達成可能です。

・ライフサイクルが崩壊
一昼夜隔日勤務の場合、どうしても夜間にも就労するためライフサイクルが崩壊するのではないかという懸念を時折お伺いします。自分自身でもやっておりました観点から申し上げますと、それほどではないです。夜間とは言っても深夜2〜3時には概ね引き上げることができるシフトを選択することができるため、例えば、あまり良い例ではありませんがてっぺんを超えて就労するようないわゆるブラック企業にお勤めのご経験がある方からすれば、むしろ翌日が必ず明け番(非番休養日)になるタクシー一昼夜業務は楽なように感じられるかもしれません。(全部、私自身の経験です笑)また、最近は弊社のように日曜日定休というタクシー会社もございますから、ご家族等との兼ね合いも考慮した上で会社選びをしていただければ、想像しているほど生活が激変するということはおそらくないと考えます。

いかがでしたか?
案外、タクシーって悪くないと思っていただけたとしたらこの記事は成功です。もしタクシー会社への転職にご興味を持たれましたらぜひ、弊社「毎日タクシー株式会社」求人特設ページをご確認ください。多くのタクシー会社の中の1社でしかありませんが、参考程度にはなるかと思います。

それでは、今日も明日もご安全に!
お疲れ様でした。

2 thoughts on “タクシー業界転職のデメリット

  1. はじめまして、よろしくお願いいたします。
    この業界の事はまだ良くわかりませんが、働いてみようかなと思っている所でございます。
    どうぞよろしくお願いいたします。

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