タクシー会社の面接、というと少し怖いイメージがあるのかもしれません。どんなおっかないおじさんが出てくるんだろう・・・と、若い方なんかは特にそういったご不安もあるかもしれませんね。今回の記事では、そんなタクシー会社の面接に臨むにあたっての心構えみたいなところのお話をしてみようと思います。
*運転業界に入るにあたってのマイナスポイントがあるかどうか
運転業界は、どちらかと言えば「できる人を採用する」ではなく「できない人については採用しない」方向が強い業界です。「得意です、自信があります」の方から、「やってみたことはないけれど特にできないとも思わない」方までは採用の対象となり、疾病障がいや家族の都合、またはこれまでのご経験の内容などから会社の目指している価値の提供、輸送の供給ができない、あるいは著しく困難であると考えられる方については採用しません。なので、そもそもの根本的な部分のお話ではあるのですが、「タクシー・ハイヤーの仕事をするにあたって障害、障壁となる材料が自分にあるかどうか」はあらかじめ確認しておきましょう。腰痛や心臓循環器の既往はマイナスポイントになってしまうことが多いですが、例えば高血圧が服薬の下でコントロールされている場合などはそれほど大きなマイナスにはならない可能性が高いです。
*タトゥー・刺青
ハイヤータクシー業界は長時間の就労となることから社内に通常は温浴施設や仮眠設備がございます。それとの関連ばかりではないのですが、タトゥーや刺青の有無はチェックポイントになることが多いです。会社によりラインが異なりますが、残念ながらタトゥーや刺青が有利に働くことはありません。
*職歴
他業界の面接に比べて前職が何であるか、の影響は少ないと思います。弊社でも、前職が長い、や逆にすぐ辞めている、などはあまり面接では取り上げません。ただし、なぜ辞めるに至ったのかはしっかりとお伺いします。その理由があまりにも他責的である場合、適性の判断においてはややマイナスです。運転を仕事とするということは、運転行動、運転上の判断を常に求められる続けることに他なりません。例えば相互の過失のある競合事故が発生してきた時に、「相手が下手だから事故になった」という発想に終始してしまう方はハイタク業界への適性はないものと考えます。「下手な相手が現れた時に、いかに自分がプロらしい運転をできるか」が問われる仕事です。少なくとも自車の過失と言われる部分については自分自身の落ち度をしっかりと認めることができるような、寛容な心を持つことはプロドライバーとしての要件のその1と言っても良いぐらい重要なポイントです。
後編に続きます。
